2025年最後の大一番、9日間にわたるイベント「機能性とフォルム」を終えて、その翌日。NEJIは3周年を迎えました。大手セレクトショップを退社したのが4年前(2021年の12月15日)。その後、東京・外苑前のセレクトショップMANHOLEで働きながら、2022年12月22日に開業届を提出。晴れて(?)独立・フリーランスの身となったNEJI。なんだか、あっという間と言えばあっという間なんだけど、どちらかと言えば、もっと長い年月をNEJIとして過ごしてきたような気がする。以前にも少し書いたけれど、例えば1年前(2024年末)を振り返ったときに「年明け早々からKINLOCH ANDERSONの展示会に向けてスタートダッシュをかけないとなぁ」とか「大阪へポップアップに出かけるし、文学フリマ京都の準備もしないとなぁ」とか、そんなことを考えていたのが、もう3年くらい前のことみたい。というくらい、過去が遠い。(※こういった節目に振り返りを行うとき、SNSがあるのはとても便利なことですね)
独立してからというもの、人付き合いの種類も少しだけ変化して、自立した彼らと会って(飲みながらでも)話すときには「今、取り組んでいること」とか「これからやってみたいこと」とか、現在/未来の話題が圧倒的に増えたし、過去の思い出話とか愚痴とか不満についてはテーマとして劇的に減退した。むしろ、そうでなければ事業主なんてとても務まらないのかもしれない。だから、過去のことは積み重ねの土台として確かに自分の足元に感じるものの、現在自分の足の裏が接地している面は「いま」でしかないので、1年間でトライしたことが多ければ多いほど、過去はどんどん遠くなっていくのだろう。
ということで、2026年もNEJIは半年を1年間に感じるくらいの質量とスピードで生きていきたい。そうすれば、仮に残された時間が10年間だったとしても、そこには20年分の面白みが詰まっているということになる。3年間のご愛顧に感謝を込めて、ここはひとつ年末の池袋でささやかな飲み会を開こうと思っている。時間の概念をぶっ飛ばしてしまうような前後不覚の酩酊と共に、2025年へ別れを告げよう。
NEJI 鶴田
2025.12.26