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『ネジゲノム』







今週末に迫ったイベント「アンド・アイ・ラブ・ハー」内でNEJIからリリースするものが(DKCの洋服とは別で)、もう一つあります。文庫本です。自費ですが、出版してみました。やったこともないくせに、意地になってフルデータ入稿にトライ、完遂しました。

 

カラー写真ページを含むA6サイズ138ページ、短編小説と雑記と写真のもんじゃ焼きみたいな内容です。それでも背表紙は1cm弱しかありませんけど。ホントは高校生の頃に読んだドストエフスキーみたいな厚みに憧れがあるのですが、それではたぶん俺死ぬな、って感じがしたので処女作としては妥当(?)な、この厚みになりました。約3ヶ月を費やして鶴田が言葉をこねくり回した一冊に、あんまり期待しないで欲しいけど、もしよかったらご期待ください。ねじれにねじれたパラレルワールドへようこそ。

 

【ネジゲノム】
著者: 鶴田啓(NEJI)
装丁: NEJI

ネジゲノムとはその名の通りネジ(NEJI=鶴田啓)のゲノム、すなわち、ネジの中に埋め込まれている遺伝情報の1セットを指す。ネジゲノムはプラスゲノムとマイナスゲノムから成る。ネジゲノムのプラス/マイナス配列の解読を目的とするネジゲノム計画は2021年に最初に提案され、解読作業は2024年から始まった…。書き下ろしの表題作ほか、作者がこれまでに書きためてきたコラム、雑記、随筆群が螺旋状に絡み合いながら時空間を漂流する、多元的現実世界のコンセプトブック。

2024.05.21