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NE JI ブログ

『ABOUT KINLOCH ANDERSON』

2024年秋冬シーズンより、あるブランドのディレクターをNEJIが務めることになりました。その名は「KINLOCH ANDERSON(キンロック アンダーソン)」。1868年にスコットランドのエジンバラで創業したタータン/キルトメーカーです。つい先日までは英国王室のワラントを3つも掲げていた(エリザベス女王やフィリップ殿下の死去により現在は更新手続き中らしい)老舗中の老舗、名門中の名門です。本国スコットランドでは格式高いキルトやタータンクロス、それらに付随するツイードやニットのコレクションを展開していますが、現在の日本国内代理店がこれまでに「KINLOCH ANDERSON」ネームで展開していたのはもう少し一般的なカジュアルウェア。NEJIとしては本国のエッセンスをふんだんに盛り込んだ内容に全体をブラッシュアップしながら、日本の皆様に「KINLOCH ANDERSON」の製品をお届けできればと思っております。

 

代理店と契約を交わしたのが2023年10月。「年明け2月の展示会にはなんとか間に合わせたい」ということで、通常よりもかなり短い準備期間でコレクションの制作に取り組んできましたが、気付けば1月も終わり。来週からは2024年秋冬の展示会が始まります。自分の中では本格的かつ、面白い内容のコレクションになったのではないかと思っておりますが、各社バイヤー陣のリアクションや如何に…?店頭に商品がデリバリーされるのは半年以上も先の話ですが、続報などあればまたお知らせいたします。

 

 

 

NEJI 鶴田

2024.01.31

NE JI ブログ

『ネジウェブストアOPEN、遂に』

ようやくOPENしました。NEJIのオフィシャルオンラインストア『ネジウェブストア』。

 

『ネジウェブストア』のデザインは当オフィシャルサイト用にデザイナーの宮添さんが作ってくれたパーツを部分的に使いながらも、基本的にアナログ人間である鶴田が夜な夜な編集に編集を重ねたものです。フラッシュで入れ替わるトップ画像は鶴田が日常の中でスマホ撮影した写真をアプリで加工したもの。つまり、ほとんど手作りです。サイト全体の色遣いがなかなか気持ち悪いですよね。もう少し稼げるようになったら、ちゃんとプロに頼んでみたい気もしますが、しかし実店舗を持っていないNEJIにとっては(ウェブ上とはいえ)初めてのお店なので、ようやくのOPENはちょっと感慨深い。ともかく、お時間ありましたら覗いてみてください。

https://neji-webstore.com/

 

 

 

NEJI 鶴田

2023.12.31

NE JI ブログ

『ねじ店2023の御礼』

1週間前の話ですが、NEJI初のポップアップストア『ねじ店 2023』が無事に終わりました。

 

日曜日は墨田区・菊川の立ち呑み屋、月曜日は新宿区・江戸川橋の古民家を改装したアトリエと、両日ともに変なロケーション、不便なアクセスであったにもかかわらず、多くの方々にお越し頂きました。開催前、準備段階の時期に、知人・友人にそういったプランを話すと、大概の場合「そんなところでやるんですか?みんな行きづらくないですか?」と、口を揃えて静かに警鐘を鳴らされたりもしましたが、僕の中では不思議と不安はありませんでした。趣向を凝らした、と言ってよいのかどうかは分かりませんが「ウェルカムドリンクがホッピー」というイベントは、色んな意味で嗜好性が高いことには違いない。一般的な「土日開催」にしなかったのも、基本的に日曜日に仕事をして月曜日に時間や休みを取れるのは「嗜好性強めの人」だと思っていたから。だって、そうでしょう?普段は在宅ワークの人でも、月曜日だけは出社して対面式でミーティングしたりする。普通は。

 

案の定、とか言うと他人を軽く見ているように聞こえるかもしれないけれど、そうではなく、日曜日の立ち呑み屋には勤め人の中でもとりわけピュアでセンシティブで情熱のあるお客様が、月曜日にはファッションやデザインや映画やモノ作りに関わりながら世間と違うペースで生きているけれど、やはり同じようにピュアでセンシティブで情熱のあるお客様が、いらっしゃいました。

 

つまり、NEJIの希望的観測を(大いに)含めた僕の妄想通りに集客するということは、社会の中で見るとバグ、アクシデント、想定外、ビッグデータが捕まえきれない、つまり、一網打尽の「網(あみ)」の目をすり抜ける小魚の猛烈なスピード感なのです。このスピードは思いのほか速く、大手企業のマーケティングに含まれない(というか、その存在すらも認識できないほど含みようがない)。勿論、ここで言うスピード感とは、トレンドの移り変わりや顧客の趣味・趣向の変化の速さを意味するものではなく、むしろすり抜けるスピード。そこにある網が「信頼できない」「広告」「パイプ」だと感じた瞬間、その大きな潮流とは違う方向へ泳ごうとする判断のスピードを意味するのです。なんて、小賢しいロジックを並べ立てたところで、それすらも、単なるマーケティング。

 

そんな冷めた目線でやるくらいなら、こんな不便なポップアップなんて開催しないほうがいいんだけど、それでも「やってみたい」という気持ちがリスクを上回った。結果として「スピード感強めの人」がたくさん集まってくださった。

 

つまり、僕が良いと思うことを良いと思う人が一定数いて、僕が嫌だと思うことを嫌だと思う人が一定数いるということを確認するためには、他の要素、つまり「天」「地」「人」のうち「天(時間、タイミング)」と「地(交通の便、立地)」を(一旦は)出来るだけ捨て去る必要があったのです。

 

と、まぁそんなことはどうでも良いと思うのですが、何れにしても多くのお客様に支えられて無事にイベントを終えることができ、いまも居酒屋でチューハイを飲みながらこのブログを書くことができているのもすべて、NEJIを応援してくれたり興味を持ってくれたりする方々のおかげです。と、御礼とも言えないような不躾(ぶしつけ)な゙ブログですが、でも、たしかに僕は御礼のつもりでこの文章を書いています。心よりありがとうございます。

 

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

NEJI  鶴田

2023.12.19

NE JI ブログ

『ねじ店』開催について

NEJI初のポップアップストア『ねじ店』の会場/会期は以下の通りです。

 

12/10(日)13:00〜19:00
東京都墨田区菊川3-7-11
立ち呑み屋 しろ
都営地下鉄新宿線「菊川」徒歩2分

 

12/11(月)13:00〜19:00
東京都新宿区水道町1-9 しのぶ荘104
Atelier Mon Oncle
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」徒歩5分

 

初日は墨田区の映画館・Strangerの隣りにある昭和な立ち呑み屋『しろ』にて開催します。ウェルカムドリンクとしてホッピーなどをご用意する予定です。二日目は編集人・山下英介氏のアトリエ『Atelier Mon Oncle』へ会場を移します。二日目限定の商材もございます。初御披露目となるDead Kennedys Clothingの各アイテムにご期待頂ければと思います。「(ホッピーを)飲む・(鶴田が採寸し、ピンを)打つ・(洋服を)買う」の三拍子揃ったポップアップストアへ、是非お越しくださいませ。

 

※エコバッグなどのショッパーをご持参頂けると助かります
※泥酔客お断り
※ホッピーはおひとり様2杯まで
※狭い店内のため、混雑時は隣のStranger Cafeなどでお寛ぎください
※近隣住民のご迷惑にならぬようご配慮ください
※時間に余裕を持ってお越しください
※当日販売するものにはアンフィニッシュのジャケットやパンツも含まれるため、お直し後のお渡しとなるものがあります

 

 

NEJI 鶴田

2023.12.06

NE JI ブログ

NEJI POP-UP STORE『ねじ店』について

ようやく開催できる運びとなりました、NEJIによるPOP-UP STORE『ねじ店 2023』。

 

会期は2023年12月10日(日)、11日(月)の二日間です。場所は都内某所。初日と二日目で会場を変えてのご案内です。営業時間は13:00~19:00。場所の詳細については追って、当ウェブサイトもしくはNEJIのSNSにて告知いたします。皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

 

NEJI 鶴田

2023.12.01